
久しぶりの映画でした。何か私には衝撃的で・・・ミイラとりがミイラになってしまった感じさえ受ける主人公、セレブ、名声もあり社交界ではつねに話をそらさず皆の中心的存在の彼、しかし一人の死刑囚とのかかわりが彼の運命を変えていく。
「ティファニーで朝食を」の作者と言うと、とてもおしゃれな感じをうけていたが実はカミングアウトした一人とは、しかし当時のアメリカ社会で”ゲイ”を公開するのはかなり、勇気がいることだったか??!一つの新たな作品を仕上げる為、近づいたはずなのに、実は自分と良く似た境遇で共感をしたが、相手の思いがどん、どん重くのしかかってきてしまう・・・
ラスト近くの犯人とのやりとりは、とても彼の気持ちが伝わり、見ているのが辛くなってきてしまいました。カポーティは彼は主犯と思いたくなかったのかもしれません。きっと小説にするのはあまりに、自分に対する嫌悪感をぬぐいきれなかったような気がします。「冷血」こんどDVDでみてみようかしら?!
「ルーズベルト大統領の保養地」

そして2作目はWOWOWで鑑賞しました。
かの有名なフランクリン・ルーズベルトの隠れた??実話です。
彼は大統領になる前に「ポリオ」に感染・・・下半身不随となってしまい、その時の物語をケネス・プランナーが熱演しています。まずルーズベルト大統領が障害者だったと言う事に衝撃を受けました。大恐慌、第二次世界大戦、どれも歴史上とても重要な時期の大統領です。彼は努力と他のポリオ患者とのふれあい、そしてポリオはリハビリでなおると言う信念もあり保養所を建設、自分自身もリハビリで少しでも歩けるように努力をする姿は感動を覚えました。
しかし・・・あまり彼が障害者だったと言う事は知られていないかもしれませんね??(私だけ?)